勉強が苦手な人が気になる警察学校での状況を教えます。
勉強が苦手でもついていけるのか
成績順位は別として、勉強が苦手な人でもやる気があればついていくことは可能です。
警察学校での勉強は、主に法律の知識や職務の執行方法を学ぶ程度であり、複雑な数学のような問題はありません。
理解するのに難しい話などはありますが、基本は暗記でなんとかなるものがほとんどです。
そのため、暗記する努力があれば、十分についていくことは可能です。
一緒に入校してくる同期の警察官も、特別頭が良い人が多いわけでもないので、そこまで心配する必要はありません。
ただ、警察学校は一般社会と同じような甘さではやっていけないため、なにかしらの苦労をすることが必ずあるということは忘れないでください。
警察学校でに実際の生活については下記記事をご参照ください。
法律の知識や警察官のことが全くわからない
警察官採用試験に受かりはしたが、法律の知識や警察官組織の事が全くわからないという人もいると思います。
私もそうでした。
しかし、安心してください。
必要な法律や警察官組織の事は、警察学校に入校してから学ぶため、知識がなくても大丈夫です!
そのため、入校前に法律の勉強や警察官について勉強しておく必要はとくにないです。
そんな勉強しておくくらいなら、最後の自由な時間を満喫しておいた方が良いですよ!
学校での勉強量は?
入校中はとにかく勉強か訓練です。
講義以外では、テストなどが頻繁に行われるため、夕食後の自由時間も勉強時間になります。
自由時間とは名ばかりで、実際の自由時間のほとんどが勉強や自主練時間になるため、勉強嫌いな人にはかなりの苦痛な日々となるでしょう。
もちろん、勉強をしなくても試験の点数が取れるのであれば、自由時間は確保できます。
まあそんな人はいませんが…。
筆記試験は難しいのか
筆記試験自体は、暗記が基本なので難易度は高くありませんが、試験範囲がかなり広いため、かなりの労力となります。
確実に試験範囲を覚えきれば、満点を狙うことも可能ですが、膨大な試験範囲の科目が複数あるため、全て暗記するというのはなかなか難しいでしょう。
要点を抑えた勉強をするのがコツです。
成績不良はどうなるのか
ペナルティ
暗記すれば誰でもできるという考えから、成績が悪い人にはさらに努力させるためペナルティが課せらることがあります。
そのペナルティは、個人だけではなく班員を巻き込んだ連帯責任の場合もあります。
地域や時期によって内容は変わりますが、携帯電話の使用禁止や外出禁止などが考えられます。
どちらも班員に恨まれるため、強制的に頑張らなければいけない状況が作られます。
成績が悪い人の立場
成績が悪い人は、班員から冷たい目で見られがちです。
なぜなら、自分たちに影響を及ぼす可能性があることを知っているからです。
いじめなどはありませんが、あまりにも成績が悪い人は、居づらい雰囲気にはなるでしょう。
しかし、周囲の人も同じように努力しているのに、結果が悪い場合は、ちゃんとやってないと思われてしまうのは無理ありません。
やれば必ずできる内容なので、勉強が苦手な人でも大丈夫です。
※警察官のいじめについて知りたい方はこちらの記事をご参照ください。
↓↓↓↓↓↓↓↓
成績の良さと優秀さは違う
警察学校時代の成績の良さを自慢するような人もいますが、 警察学校での成績の良さと現場での優秀さや評価は違います。
警察学校での成績は良かったが、現場では全く使えない人だったなんてこともあります。
逆に学校での成績は悪かったが、現場での対応力の高さや仕事のできが良い人もいて、上司から評価される人もいます。
そして、それがわかっている現場の警察官からみた警察学校での成績は、大した問題ではないのです。
成績が悪かったからといって、仕事ができない警察官とは言い切れないため、自信を無くす必要はありません。
やる気が大きく成長することもできますので、頑張ってみてください。
コメント