令和2年1年29日午前7時頃、北海道札幌市白石区にある住宅で、34歳の男が携帯をチェックされたことに腹を立て、妻の肩や顔付近を手で突き押すなどして、怪我をさせた。警察は男を傷害の疑いで逮捕した。
概要
令和2年1年29日午前7時頃、北海道札幌市白石区にある住宅で、34歳の男が携帯をチェックされたことに腹を立て、妻の肩や顔付近を手で突き押すなどして、怪我をさせた。警察は男を傷害の疑いで逮捕した。
妻は口に切り傷を負う軽傷だった。
事件当時、男は酒に酔っていたとされ、妻が男の携帯電話をチェックしたことがきっかけでトラブルになったとみられる。
調べに対して男は、「暴力はふるっていない」と容疑を否認している。
管理人の解説
今回の事件が傷害罪になった理由を解説していきます。
肩を押したぐらいで傷害罪?と思う方もいるかもしれませんが、暴行罪との違いはケガをするかどうかなどです。
今回の場合は、被害者が口の中を切っているため、傷害罪となったのです。
- 暴行罪…「2年以下の懲役若しくは30万円以下の罰金又は拘留若しくは科料に処する」
- 傷害罪…「15年以下の懲役又は50万円以下の罰金に処する」
また、暴行罪は殴る行為等をイメージする方もいるかもしれませんが、胸倉を掴んだり、唾をかける等の行為も暴行罪に該当するのです。
今回の被疑者は容疑を否認していますので、今後の警察や検察官の捜査で無実が証明されれば、不起訴となる場合もあります。
不起訴になれば逮捕されたとしても犯罪者にはならないということです。
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