北海道トマムスキー場で雪崩！フランス8人うち1人が心肺停止

令和2年1月30日午後3時頃、北海道占冠村のトマムスキー場でフランス人男女8人が巻き込まれる雪崩が発生し、そのうちの1人である40代男性が心肺停止状態で取り残された。

概要

令和2年1月30日午後3時半頃、北海道占冠村のトマムスキー場でフランス人男女8人が巻き込まれる雪崩が発生し、そのうちの1人である40代男性がＣＰＡ（心肺停止）状態で取り残された。 残りの7人は自力で下山している。

雪崩が発生した後、8人のうち1人が自力でスキー場の施設まで下山して助けを求め、スキー場を通じて警察に通報した。
午後5時50分頃には、ＣＰＡ（心肺停止）の1人を除いた6人が自力で下山し、下山した7人に怪我はなかった。

雪崩はトマム山の山頂から南に500メートルほどの場所で発生し、幅3～4メートル、長さ約50メートルにわたって崩れた。
悪天候により、救助ヘリが出動できず、警察や消防などは男性の救助に行くことができずにいる。警察は天候の回復を待ち、31日朝に救助へ向かう予定だ。

雪崩に巻き込まれたフランス人8人は、立ち入り禁止区域に侵入しており、スキー場のコースと敷地外との境目には英語表記を含めた「立ち入り禁止」と書かれた看板とロープが張られていた。

管理人の一言

明日31日に救助へ向かう予定ですが、なんとか取り残されたフランス人の方も一命を取り留めてほしいと思います。

今回の場合はないと思いますが、こういった災害時などで捜索活動する際は、非番の警察官が呼ばれたりすることもあります。
災害だけではなく、海に人が落ちて見つからないといった場合などにも呼び出されたりすることがあります。

もちろん、非番に勤務・休日に呼び出し勤務をしたからといって次の日の当直が休みになるなんてこともありません。
まあ非番に呼び出されるケース自体は結構少ないですが…。