ニュースなどでも話題になっている煽り運転の対策を教えます。
煽り運転
煽り運転とは、車に限らず、バイクななどの自動車に対して、周囲の運転者がが運転中に煽ることであり、それにより道路における交通の危険を生じさせる行為のことを言います。
具体的に言うと下記の行動が煽り運転に該当します。
・追い越し後に急ブレーキをかける ・ハイビームやクラクションで威嚇する ・無理な幅寄せ ・追い回す ・罵声を浴びせる ・著しく車間距離を詰める 等 |
これだけニュースで報道されていても、煽り運転は起きています。
誰にでも巻き込まれる可能性のある煽り運転は、死亡事故にも発展する可能性のある危険な事案です。
そんな煽り運転に対する対策を教えします。
煽り運転に対する7つの対策
①交通の安全と円滑な流れを守る
交通の安全と円滑な流れを守ることで、煽り運転の誘発を防ぎます。
具体的には、追い抜き車線を塞いだり、無理な合流などです。
また、煽り運転を撮影したいがためにわざと、ゆっくり走行するなどして誘発する人もいます。
これらの行為は、重大事故に発展しかねない危険な行為であり、道交法に違反する可能性もあります。
交通の安全と円滑な流れを守るように心がけましょう。
②道を譲る
車間を詰めるなどの行為をしてくる車がいた場合は、道を譲るようにします。
そうすることで、煽り運転の被害を最小限に済ませられる場合があります。
③ドライブレコーダー等で記録する
ドライブレコーダーは、物的証拠を残すだけではなく、煽り運転の予防効果もあります。
煽り運転するドライバーからドライブレコーダーの設置が見えた場合、煽り運転をしない、あるいは途中で辞める可能性があります。
そのため、ドライブレコーダーは設置しておくようにしましょう。
④安全な場所へ避難する
煽り運転を受けた場合、路肩に停車すると他の後続車から追突される可能性があります。
特に高速道路は非常に危険なため、パーキングエリアに避難しましょう。
それから、警察に通報するなどの対応をしてください。
⑤警察に通報する
煽り運転を受けている場合、警察に通報してください。
警察に電話することに抵抗を感じている人もいると思いますが、そんなことは気にしなくて大丈夫です。
また通報する際は、車を停車させる、あるいは同乗者に頼んで警察に通報してください。
⑥赤信号の場合は手前で停止する
悪質な煽り運転をされているときに、前方が赤信号になってしまったら手前で停車するようにしましょう。
そうすることで、煽り運転手が降りて近づいて来ても、再度前進して距離を取ることが出来るからです。
それを何度か繰り返すうちに、信号も変わるため、暴行や器物損壊のリスクを避けることができます。
⑦ドアの鍵と窓を閉める
煽り運転をされたら、ドアの鍵と窓を閉めてください。
停車した際に、煽り運転手が暴行を加えてくる可能性があるからです。
また、バットやスコップを持ち出してくることも多いです。
そのため、ドライバーが近づいてきても絶対に窓やドアを開けないでください。
煽り運転は事前の意識と準備が大事
自分や家族などを煽り運転から守るには、普段からの準備と意識が大事です。
ドライブレコーダーの設置や正しい対策方法を確認しておくかどうかで、実際に煽り運転されたときの被害が変わります。
実際に煽り運転によって、命を落とすような事故に発展したケースもあるため、日常から自分や周りの人を守る準備をしておくようにしましょう!
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