警察学校は本当に厳しいのか、実際に過ごした経験から解説していきます。
警察学校は厳しいのか
警察学校は、昔から地獄のように厳しい場所と言われていますが、実際はどうなのか、何が厳しいのか気になりますよね。
そこで、私が実際に経験して感じたことなどを紹介していきます。
まず結論から言うと、警察学校は厳しい場所でした。
ただ、いますぐ辞めてやるとまでは思わず、
むしろ、「あれ、こんなもん?」という風に感じて過ごしていました。
それでも、一般社会に比べれば厳しい環境だということは間違いありません。
具体的に何が厳しいのか、順番に説明してきます。
その前に警察学校の生活について知りたい方はこちらをご参照ください。
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警察学校の厳しさ
私の感覚では、 現場での勤務が”10”の厳しさなら、 警察学校は”7”、今の会社は”3”くらいです。
ちなみに、詳細は明かせませんが、今の勤務先は、ほとんどの人が知っているくらいの規模の組織であり、この”3”でも、普通の人にはきついらしく、退職者は多いほうです。
警察を経験すると、感覚がずれて、全てが楽に感じてしまうのです。
そのため、転職して思ったことは、「みんなこんなことできついと思うの?」とか「甘ちゃんばっかだな~」というのが正直な感想です。
警察学校が厳しいと感じる理由
①教官の出す雰囲気が異様
教官の出す雰囲気は、一般人とは違ったものであり、特に教官が集まった空間はピりついた雰囲気をつくりあげます。
雰囲気どおり、怒ったときも圧がすごく、声もでかいです。
そのため、入校したばかりの新人警察官は、ビクビクしながら過ごします。
②規則を破れば恐ろしいことに
警察学校の規則を破れば、恐怖の取り調べや注意と、ペナルティが課せられます。最悪の場合には自主退職にもなります。
自主退職は結構多いです。
③勉強量が圧倒的に多い
個人的にストレスを一番感じたのは、入校中の勉強量の多さです。
小テストの回数も多く、講義だけではなく、自由時間の大半も勉強時間に費やすことになります。
もちろん、成績が悪ければ指導や連帯責任が課せられたりします。
④訓練がきつい
運動が好きな人や体を動かしていた人には、こなすだけであれば大きな負担はありません。
しかし、運動が苦手な人やストイックな人にはかなりきつい訓練となります。
私は、かなりストイックにやっていたので、肉体的負担はかなり大きかったです。
ただ、好きでやっていたので気持ちは余裕でした。
⑤制限が多い
身だしなみの指定やスマホや運転の禁止、外出・外泊禁止など、一般社会では制限されないことがたくさんあり、かなり不自由な生活となります。
警察学校特有に規則を下記の記事に記載していますので、これから警察官を目指す方はご参照ください。
やる気があれば乗り切れる
警察学校はたしかに、厳しい環境ではありますが、やる気と揺るがない気持ちがあれば問題なく卒業ができます。
あまりやる気がない人や警察官になることを迷いながら入校した人には、途中で耐えきれなくなる可能性は高いです。
個人的には、イメージしていたよりもかなり緩く、思ったよりも余裕を持って過ごせました。
ただ、都道府県によっても差はあり、警察学校は決して楽な場所ではないということは確実に言えます。
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