令和1年12月20日、警視庁町田署の巡査長が同じ集合住宅に住む看護師の女性宅へ侵入したとして、住居侵入の疑いで現行犯逮捕された。
概要
令和1年12月20日、警視庁町田署組織犯罪対策課の巡査長が同じ集合住宅に住む看護師の女性宅へ侵入したとして、住居侵入の疑いで駆けつけた警察官によって現行犯逮捕された。
同日午前3時頃、就寝中の女性が自宅内での物音に気付いて様子を見に行くと、トイレで寝ている巡査長を発見し、警察へ通報したことで逮捕に至った。
巡査長は女性宅に侵入する前に、知人と飲酒をしており、警察は酔っ払って入口を間違えたとみている。
当時、女性宅の玄関は無施錠だった。
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管理人の解説
組織犯罪対策課と住居侵入について解説していきます。
まず、今回逮捕された警察官が所属していた組織犯罪対策課ですが、暴力団関連の捜査をする刑事が活動する課になります。略して「組対」等と呼んだりもします。
組対には、よく恐い見た目の人がいますが全員がそうとも限りません。
次に住居侵入とは、「正当な理由がなく、他人の住居などに侵入すること」言います。
住居侵入は、「正当な理由がなく」というところがポイントです。
ちなみによくある犯罪の中で、女子トイレなどへ侵入した場合がありますが、これは建造物侵入になります。
巡査長の行動は、この「正当な理由なく、他人の住居などに侵入すること」に該当したため、住居侵入で逮捕されました 。
今回の事件では、女性の玄関は無施錠だったため侵入されました。幸いにも女性自身への被害はなかったですが、世の中には無施錠により、自信の身にも被害を受けてしまった人は多くいます。少しでも自身の身を守るために必ず施錠はするようにしましょう。
世の中は、報道されていないだけで、多くの事件が起きています。
「自分は大丈夫」という風に考えている方もいると思いますが、被害者の中にもそういった考えだった人達はいます。
幸せに暮らすためにも、防犯への意識を持つようにしてほしいと思います。
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