警察官が嫌いな人の理由には、「態度がでかい」、「人を見下している」等と人間性に関わる内容がほとんどです。
また、警察官になると性格が変わる等の噂もありますが、実際はどうなのか解説していきたいと思います。
警察官になると性格は変わるのか
警察官になると性格が変わるのかという疑問については、”性格は変わる”と言えるでしょう。
ただ、変わると言っても全く別人になるなんてことはありません。
また、芯が強く、自分の考えをしっかり持ち続けているひとは、警察官になっても悪い意味では変わりません。
相手にびびらないような気の強さが身につくなどのプラスの面では成長という形で変わります。
そもそも警察官の性格は悪いのかという疑問もあると思いますので、どんな人柄の警察官がいるのか下記記事を見てみてください。
では警察官になった人の性格はどのように変わるか、なぜ変わるのかなどを説明していきたいと思います。
性格はどう変わる?
警察官になった人の人間性は、どのように変わるのか、挙げていきます。
- 無表情になる
- 口が悪くなる
- 人を見下す
- 鬱になる
- 冷静になる
- 気が強くなる
- はっきりとした物言いになる
- 自分が偉いと勘違いする
- 横柄な態度をとる 等
警察官が嫌いな方たちの理由は、上記で挙げた「横柄な態度」や「人を見下す」といったものが多いでしょう。
なぜ変わるの?
警察官の性格が変わってしまう原因には「環境への適応」「ストレス」「警察の職務内容」の3つが考えられます。
環境への適応
警察官という職業は、一般の職業とは異なる特殊な職業でもあります。
警察官採用試験に合格し、警察学校へ入校した時点で、厳しい環境でのトレーニングや労働も多いため、普通の緩い気持ちで過ごしていくことは到底できません。
今の時代の会社ではあまりないような上下関係や学校生活、現場での環境に適応していくためには変化が必要になります。
そのため警察官として残った人たちは、必然的に変わっていってしまうのです。
ちなみに変わってしまった本人には、自覚はありませんので意識しない限り気づくこともありません。
ストレス
警察官は、いろんな制限があり、自由度がかなり低い職業です。そのため辞める人も多いです。
※詳細は下記記事参照
個人的な感覚ですが、警察官のときのストレスが10だとしたら、今の職業は2くらいです。
それくらいストレスを感じることが多く、うつ病になる人も少なくありません。
これらのストレスが、人間性を変えてしまうことがあります。
警察の職務内容
犯罪者やクレーマーなどと接することが多く、なめられないようにするためにも気の強さが必要となります。もしここで、ひるんだりすると、さらに被害が拡大してしまうため、弱い警察官ではいられないのです。
また、仕事を進めたり、犯罪を検挙するためには、強い口調で話した方が良い場合があり、職務上の気の強だなどは必須となってしまうのです。
職務質問などでも、素直に応じない人へどんどん厳しくなっていくのは、犯罪者を逮捕したり、未然に防いだりするために必要なことなのです。
職務質問について知りたい方はこちら
↓↓↓↓↓
こういった職務内容の関係で知らず知らずのうちに性格も変わっていってしまうのです。
もちろん、何もしていない一般の方に強い口調で話したり、不快な思いをさせるのは間違っています。
性格が変わるのは皆同じ
一般の会社でも偉そうにする人がいると思いますが、警察官も同じ人間なのでそういった人と同じです。
人を見下す人はみんな自分が正しいと思い込んでおり、偉いと思っているから横柄な態度になってしまうのです。
逆に思いやりや偏見を持たない人はどこにいても優しさは消えません。
それは警察官のような過酷な環境でも同じで、芯が強い人は自分の考えをしっかり持ち、決して周りに流されません。
これから警察官を目指す方へ
警察官になっても「自分は変わりなくない!」と思う方は、初心を忘れずに貫くことが大切です。
警察官になる前やなってすぐのときは変わりたくないと思っていても、忙しくて余裕がなくなったり時間が経ってしまうとその気持ちが忘れてしまう人がほとんどです。
「国民に優しく、犯罪者に厳しく」など、警察官になった最初の思いをどれだけ貫き通せるかはとても大事なことだと思います。
初心を忘れずに、素敵な警察官が増えていくことを願います。
コメント