令和2年2月19日午後3時頃、札幌市西区のマンションで、57歳の妻が夫の首を包丁で切りつけて殺害しようとしたとして、殺人未遂の疑いで現行犯逮捕された。
概要
令和2年2月19日午後3時頃、札幌市西区のマンションの居間で、57歳の妻が夫の首を刃渡り17cmの包丁で切りつけて殺害しようとしたとして、殺人未遂の疑いで現行犯逮捕された。
首の右側を切りつけられた夫は出血した状態で病院に搬送されたが、命に別状はなかった。
事件当時、被疑者の息子から「母親が飛び降りる」などと通報があり、駆けつけた警察官が、負傷している夫を発見した。
その後、被疑者が犯行を認めたため、そのまま現行犯逮捕された。
調べに対して、被疑者は「よく覚えていない」話しており、警察は夫婦間で何らかのトラブルがあったとみて動機などを詳しく調べている。
管理人の解説
殺人未遂とは、殺意を持って犯行に及んだが、死に至らなかったことを言います。
殺意は、「死ぬかもしれないと思ってやった」、「死んでもかまわないと思ってやった」といった意思も含まれます。
殺人未遂と判断される行為は、刃物で刺したり拳銃を発砲したりする行為などであり、たとえ殺意があっても死亡する危険性がないような行為は殺人未遂にはあたりません。
例えば、相手に殺意を持ってハリセンで叩いても殺人未遂にはならず、暴行や傷害にとなるということです。
このように、殺人未遂になるかどうかは、殺意があったか、死亡する危険性がある行為だったかが重要となります。
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