【警察官の転勤】その頻度について解説!メリット・デメリットも紹介

警察官を辞める理由の一つでもある転勤。その転勤の頻度や同じ場所にいられる年数などについて解説します。また、転勤のメリット・デメリットも紹介します。

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転勤の時期と頻度

転勤の時期

転勤の時期は基本的に、春と秋の年2回のところが多いですが、この時期以外にもパワハラ等があった場合の転勤になる可能性があります。

転勤頻度は平均3~4年

警察官の転勤頻度ははっきりとは決まっていませんが、平均で3~4年ほどです。1~2年で転勤する者もいれば、5年以上の人もいます。中には札幌を出たことがないという特殊な警察官もいますが、柔道で活躍し指導を行っているなどの理由があり、他の警察官ではほぼいません。

転勤年数を5段階に分けてみる

  • 1年で転勤…かなり早い転勤であり、パワハラなどの問題があった可能性があります。
  • 2~3年で転勤…身の周りにもよくいるレベルの頻度です。
  • 3~4年で転勤…平均的頻度です。
  • 5年で転勤…けっこー同じとこにいるんだねーと思うレベルです。
  • 10年以上転勤なし…かなり珍しいと言えます。
  • 転勤経験がない…皆無と言えます。

昇任すると必ず転勤となる

警察官昇任試験に合格し、部長や警部等に昇任した場合は、必ず転勤となります。昇任試験は年に1度必ずあり、勉強していなくてもやる気がなくても試験を受けなければいけません。

そして見事試験に合格した場合は、必ず転勤となります。せっかく難しい試験に合格し、昇任したのに、転勤しなければいけないというのは非常に複雑な気持ちでもあります。

転勤範囲

転勤範囲は、都道府県をまたいだ転勤はなく、北海道警察であれば北海道内での転勤となります。しかし、北海道警察の管轄は広く、礼文島などの離島での駐在所勤務もあるため、かなりの移動距離になる場合もあります。

転勤のメリット・デメリット

メリット

  • いろんな地域で生活することができる。
  • いろんな人と出会い、より多くの経験することができる。
  • 離島などの田舎では事案が少なく、比較的のんびり過ごすことができる。

デメリット

  • 新たな仕事や地域の特色・地形を覚えなくてはならない。
  • 転勤が多いため、マイホームを持つことが難しい。
  • 引っ越しの準備期間が短く大変である。
  • 家族への負担が増え、家庭生活がうまくいかない原因のひとつになってしまう。

転勤は絶対に嫌という人には向いていない

警察官は、転勤が付き物であり、生涯にわたって転勤の可能性があります。そのため、転勤が絶対に嫌という人や家庭を大切にしたいという人にはお勧めできない職業といえるでしょう。

 

逆に仕事にやりがいをもとめ、転勤も楽しいと思えるような人の方が長く続く可能性が高いです。

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