【不祥事】滋賀県警察官が捜査書類を書き換え!巡査長を書類送検

令和1年12月9月、滋賀県警察署の巡査長が捜査資料を無断で書き換えたとして、有印公文書偽造・同行使の疑いで書類送検された。

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概要

令和1年12月9月、滋賀県警察署の巡査長が捜査資料を無断で書き換えたとして、有印公文書偽造・同行使の疑いで書類送検され、同日に所属長注意となった。

巡査長は、自身で作成した書類に記載していた被疑者の生年月日が間違っていることに気が付つき、 上司の決裁後、「2」にボールペンで加筆し、「3」に書き換えていた。
送検後に大津地検が書き換えた後に気が付いたことで発覚した。

調べに対して巡査長は、「自分が作成した書類を直すのは良いと思った」等と話している。

30秒でわかる書類送検の意味についてはこちら

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管理人の解説

警察官が多忙な原因の一つでもある書類作業について説明します。

窃盗や暴行などの事件が起こると、書類を作成することになり、裁判までの流れは下記のようになります。

事件発生 → 逮捕 → 書類作成 → 送致(検察へ被疑者や捜査資料を引き渡す) → 起訴 → 裁判

そしてこの書類を作成した際は、下から順に上司へ決裁の依頼をしていきます。
慣れるまでは、書類を作成するのは非常に大変であり、場合によってはものすごい量の書類になることもあります。

誤字脱字、捺印などへの注意は、一般の職業の方とは比べ物にならないくらいです。

処分を受けた巡査長は、「自分が作成した書類を直すのは良いと思った」と話していますが、警察官の99%は決裁後の書類を書き換えてはいけないことはわかっているはずです。

今回の不祥事は、「決裁後に間違っていたことが言い出せなかった」、「やり直して決裁し直すのが手間だと感じた」等の気持ちがあったのではないかと思わざる得ない内容です。

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