警察官が激務な8つの理由!

なぜ警察官の仕事は激務と言われているのか、その具体的な理由を紹介していきます。

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警察学校は天国・現場は地獄

警察学校で辞める人はたくさんがいますが、本当に大変なのは現場に出てからです。

そのため、警察学校は天国と表現する警察官が物凄くたくさんいます。

たしかに人によっては、警察学校の生活も辛いですが、学校生活を難なく乗り越えた人達ですら現場は地獄に感じるくらい大変です。

地域によって差もあるため、私の知り合いに今でも楽しく働いている人もいますが…。

警察官が激務と言われる理由

①勤務時間が長い

警察官は激務といって外せないのが、勤務時間の長さです。

地域警察官(交番勤務など)では、1回の当直で30時間以上働く人がほとんどです。

原因としては、非番日の書類作業が1番多いです。

※警察官の勤務方法はこちらをご参照ください。

②交通整理

実は意外ときついのが交通整理です。

ちなみに交通整理とは、事故が起きたときに、交通の円滑を図るために車や歩行者を誘導することです。

特にきついのが、北海道などの真冬に行う交通整理です。

体温が下がっている真冬の早朝に、吹雪の中交通整理を行うのは、本当にしんどかったです。笑

場合によっては、3時間以上やることもあるため、手足の感覚はなくなります。

③非番日の仕事 

非番日は、当直の引き継ぎをして帰宅し、呼び出しに備える日ですが、実際はなかなか帰宅できません。

なぜなら、書類作成や柔剣道の訓練があったりするからです。

書類作成は、非番の夕方まで行うこともよくあり、1回の勤務時間は34時間以上になることもよくあります。

やっと帰宅して次の日休んだら、またこの長い当直が始まるため、警察官を辞める理由の1つにもなっています。

④休憩なしの勤務

警察官の勤務は、忙しいときでは、食事や休憩が全然取れないときもあります。

なんとか食事を摂り始めようとしても、すぐに事案が発生したりして、昼ご飯が夜ご飯になったりすることもあります。

また、警察官は、一応仮眠時間を設けられていますが、忙しければ不眠の当直は当たり前です。

そのため、慣れるまで当直勤務はかなりつらいと思います。

慣れても眠たさは変わりませんが…。

⑤ノルマがある

警察官にはノルマがあります。

交通違反を取り締まったり、巡回連絡を行ったりなどしなければいけません。

もし、忙しくてノルマが達成していなければ、休憩を割いてでも行うため、勤務がより忙しくなってしまいます。

⑥行事の際は休日出勤

休日であっても、マラソン大会や国の偉い人が来るとなったら、非番・休日要員で勤務しなければいけません。

そのため、せっかく体を休めるための日が、より疲労を溜めることになってしまいます。

⑦精神的負担が大きい

警察官は体力面でも大変ですが、精神面でもかなり負担が大きいです。

例えば、厳しい上下関係や緊迫した現場での気の張りに疲れてしまうひともいます。

慣れはしますが、気づかない内に負担はかかっているのは事実で、精神的にやられる人も少なくありません。

⑧殉職のリスク

普段の激務とは直接的な関係性はないかもしれませんが、警察官は常に危険と隣り合わせです。

最近では、フェレットに噛まれたことが原因で蜂窩織炎となり、殉職した警察官もいます。

時間・体力・精神の負担が大きい

警察官は、大きく分けると時間的・体力的・精神的負担が大きいため、激務と言われています。

また、激務に対して給料にも不満がある警察官は多いです。

時代に合わせて、少しずつ働きやすい環境になってきてはいますが、他の職業と比較するとまだまだのようです。

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