駐在所とは?交番と駐在所の違いについて

交番や駐在所という言葉はよく耳にすると思いますが、どう違うのかいまいちわからない人も多いと思います。駐在所の意味や交番との違いなどにつてい解説していきます。

駐在所勤務

駐在所とは

利尻島等の離島や過疎化された地域など、いわゆる田舎と呼ばれるところに常駐する建物です。警察官が住みながら働く場所であり、家と交番二つの役割を持っています。

奥さんも一緒に働く

駐在所の勤務は、結婚している警察官が就くのが基本であり、奥さんには旦那さんが不在時の電話対応・連絡などの仕事があります。そのため、奥さんの手当が支給されます。

しかし、奥さんが必ず駐在所にいなければいけないわけではないので、イメージよりは自由に暮らせるかと思います。

警察官との結婚は、勤務時間が長かったり転勤が多かったり等、大変な面が多いためうまくいかない家庭の話もちらほらと耳にします。警察官同士の結婚が多いのは、お互いの理解があるからかもしれません。

結婚していない警察官も駐在所勤務はある

家族がいない警察官でも駐在所勤務になることもあります。例えば私の友人も、駐在所とは別の住居から家族持ちの上司が住む駐在所へ毎日通い2人で勤務を行っていました。ただ、友人の住居は田舎であるため、和式トイレの古い建物しかなかったようです。

事件が少ない

駐在所は基本的に田舎に常駐しているため、1日に取り扱う事案が非常に少ないです。忙しい交番の1日の事案が事故処理5~10件、盗難、暴行、公然わいせつ等いろいろあるのに対し、離島等の駐在所は事故処理1件のみ等です。そのため、駐在所は比較的のんびり過ごせるところです。

しかし、完全に気を抜いてしまうのは危険であり、警察官は命に関わる仕事だということは忘れてはいけません。どんな田舎でも危険な事案が発生する可能性はあるのです。

地域の人と親しくなる

田舎の人たちは非常にフレンドリーであり、警察官を頼りにしてくれている人たちも多いです。そのため、差し入れをくれたり、たくさん話をしたりと、交番勤務では経験できないような関係を築くことができます。

また、何年も過ごした駐在所を離れるときには、島の人達でお見送りをしてくれるなど、感動する警察官も多いようです。田舎であっても良い暮らしだったいう話を聞きます。

駐在所と交番の違い

駐在所は離島等の過疎地域に警察官の職場兼自宅として常駐しています。また、警察官は日勤勤務ですが24時間駐在しています。それに対し、交番は警察官が三交代制【三つの部に分かれ、当直(24時間勤務)・非番(次の当直隊への引継)・週休のローテーションで勤務する体制のこと】で勤務しています。

駐在所勤務のメリット・デメリット

メリット

  • 昇任試験の勉強ができる
  • 地元の人と仲良くなれる
  • 事案が少なく、のんびり過ごせることが多い
  • 奥さんの手当が出る
  • 僻地手当が出る

デメリット

  • 地元の人の監視があるため、行動に気を遣う。
  • 事案が少ないため、経験が積めない。
  • 田舎の為、日常生活以外の買い物等に困る。
  • 奥さんが電話対応・連絡を行わなければいけないため負担がかかる
  • 交番と家が一緒のため、緊急時には勤務外でも24時間対応しなければいけない。

まとめ

駐在所勤務にはメリット・デメリットがあり、良いか悪いかは人それぞれです。田舎に行くなんて絶対嫌だという人もいれば、のんびりできるしラッキーと思う人もいます。

警察人生で駐在所経験がなく終わる人もいますが、もし駐在所勤務になった場合、プラスになるかどうかはその人次第と言えるでしょう。

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