パトカーで警察官からけん銃を奪う!自称FBIの男を逮捕

令和2年1月16日午後3時頃、北海道千歳市のパトカーの中で、24歳の男性が警察官からけん銃を奪ったとして、公務執行妨害の疑いで現行犯逮捕された。

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概要

令和2年1月16日午後3時頃、北海道千歳市のパトカーの中で、24歳の男性が警察官からけん銃を奪ったとして、公務執行妨害の疑いで現行犯逮捕された。 現場は千歳空港の近くである。

被疑者は午後3時頃、千歳市の路上で運転していた乗用車を中央分離帯に衝突させた後、車を乗り捨て逃走し、道路を走行する乗用車を停止させて、「俺を乗せてくれ」と迫りながら助手席に乗り込んだ。
車内に乗り込んだ被疑者は、男性の顔を殴り、男性が怒ると、男は謝罪の言葉を述べ、落ち着いた。
その後駆けつけた警察官に引き渡された。

パトカーに乗車した被疑者は後部座席に乗っていたが、助手席にいた警察官に襲いかかり、けん銃を奪った。警察官がすぐにけん銃を奪い返したため、被害はなかった。

調べに対して被疑者は、「オレはFBIだ」などとわめいたあと、黙秘を続けている。

管理人の解説

警察官のけん銃について解説していきます。
今回の事件は、すぐに奪い返したとはいえ、警察官のけん銃が奪われたということが問題です。

制服警察官のけん銃は右腰についており、後部座席に座っていた被疑者からは助手席に座っている警察官のけん銃は奪い取りやすい位置にありました。
そのため、不意をつかれた警察官は、けん銃を奪われてしまったのでしょう。

しかし、制服警察官のけん銃には、丈夫なけん銃ホルダーに入っており、けん銃つりひも安全ゴムもついているため、すぐに発砲することは難しくなっています。
けん銃つりひもは、けん銃と帯革(ベルト)を繋ぐものであり、脱落、紛失などを防ぎます。
また、安全ゴムはトリガーの後部に安全ゴムをはめ込み、誤発射を防ぐ役割があります。
これらの備品がついていたことで、発砲を防ぐことができたのかもしれません。

帯革やけん銃つりひもなどの貸与品についてはこちら

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今回の事件をきっかけに、慣れていても決して油断してはいけないということを道警は再認識しているでしょう。

被疑者の行動は、映画のワンシーンのように、走っている車を停止させて乗り込むところを実演したかったということなのでしょうか。まさにFBIのように…。

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