札幌市に住む10代少女を誘拐！44歳の男が道内を連れまわす

令和2年2月2日午後6時半頃、札幌市にある大通公園付近で、10代少女と車に乗っていた44歳の男が、未成年者誘拐の疑いで緊急逮捕された。

概要

令和2年2月2日午後6時半頃、札幌市にある大通公園付近で、10代少女と車に乗っていた44歳の男が、警察官から職務質問を受け、未成年者誘拐の疑いで緊急逮捕された。

先月30日から逮捕される上記日時までの4日間、ＳＮＳで知り合った札幌市に住む10代少女を自身の車で連れまわしたとして、北海道網走市の44歳男が未成年者誘拐の疑いがもたれた。
男は札幌市中央区の大通公園付近で自身の車に少女と乗車していたところ、警察官から職務質問を受け、緊急逮捕に至った。

調べに対して男は、「お互い一緒にいようと同意のうえだった」と容疑を否認している。

今回は「緊急逮捕」・「未成年者誘拐」・「職務質問」の3つに触れて解説していきます。

まず、緊急逮捕についてですが、緊急逮捕とは裁判官の逮捕状を求める時間がなく、緊急性が高いときに逮捕状無しで行う逮捕のことを言います。
今回の場合だと、罪を犯していることが十分に疑われ、緊急性が高いと判断したことから緊急逮捕となりました。

また、逮捕には通常逮捕・緊急逮捕・現行犯逮捕の3つがあり、その違いや要件について興味がある方は下記記事に分かりやすく記載していますので、ご参照ください。

次に未成年者誘拐についてですが、未成年の連れ回しは、例え本人が同意していても、その保護者が同意していなければ誘拐となります。自宅に連れ込む行為も同様です。
※誘拐とは騙したり誘惑したりすることで、それまでの生活環境から引き離し、自分または第三者の支配下に移すことを言います。

そして最後に職務質問についてですが、今回の事案は職質の重要性がよくわかる事案だったと思います。無線を聞いていた警察官も熱くなったことでしょう。笑

職務質問の正しい知識はこちら

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職務質問による検挙は皆さんが思っている以上に多く、犯罪の予防や事件解決するうえでも大切な職務なのです。