【警察官の危険】現場ではどんな危険があるのか紹介します

警察官は危険な職業だと思っている方も多いと思いますが、実際にどんな危険があるのか紹介していきます。

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警察官は危険を伴う仕事

警察官は、命を落とす危険もある職業です。

そのため、厳しい訓練や細心の注意によって危険を未然に防ぐようにしています。

しかし、どんなに注意しても危険を回避することができないときもあり、最悪の場合は殉職してしまうこともあります。

警察官の殉職者は、年間10人程となっています。

そんな警察官の具体的な危険事案を紹介していきます。

警察官の危険事案

①交通整理時の二次被害

警察官のは交通事故が起きた場合には事故現場へ向かい、場合によっては長時間の交通整理もあります。

この交通整理ですが、実は危険を伴う仕事でもあります。

交通整理をしている際に、走行する自動車に轢かれる可能性があるからです。

いくら正しい交通整理をしていても、ドライバーが突っ込んでくることもあるため、常に細心の注意が必要になります。

②野生動物による負傷

交番の警察官によくあるのが、野生動物の対応です。

「迷い犬がいる」、「クマが出た」など動物に関する様々な事案を取り扱います。

そして、動物の対応には襲われる等の危険が伴います。

クマはもちろん、犬や小動物に噛まれる危険性も高く、決して油断できない事案となっています。

特に恐いのが、感染症です。

鳥インフルエンザ等の病気の感染も十分にあり、最近ではフェレットに噛まれたのが原因で感染症になり、長い闘病の末亡くなってしまったということもありました。

小動物だからといって、決して油断はできないのです。

③凶悪犯との対峙

警察官と言えば、テレビ等の影響で多くの人がイメージする凶悪犯との対峙です。

事件が発生して一番にかけつけるのは交番にいる地域警察官のため、刑事たちよりも危険な立場になります。

暴行を受けたり刃物で刺されたり、最悪の場合命を落とすこともあります。

近年では、交番でけん銃を奪われ殉職した事件などがあります。

報道されている以外にも、数多くの警察官負傷事案はあるため、決して油断できない職業です。

④多忙な業務

ある意味危険と言えるのが警察官の激務そのものです。

労働時間がとても長い上に、警察官は縦社会ですので、人間関係も厳しいです。

そのため、精神的にも負担が大きく、鬱状態になる人も多くいます。

警察官は心身ともに負担が大きいため、 退職者も多い職業となっています。

警察官を辞める理由については下記記事をご参照ください。

刑事より制服警察官の方が危険

テレビなどの影響により、刑事は凶悪犯と対峙することが多く、危険だと思っている方も多いと思いますが、実は制服を着た交番警察官の方が危険度は高いのです。

なぜなら、現場へ一番に駆けつけるのは交番の警察官だからです。

刃物等による傷害事件が起こった際は、まさにその最中へ駈け込んで対応にあたります。

当然、そのまま自分が刺される可能性も十分にあるのです。

一方、刑事は情報を十分に集めてからスマートに逮捕することが多いです。

もちろん、突発的な犯行を目撃し、現行犯逮捕をすることもありますが、一番に現場へ駆けつける交番の警察官の方が危険度は高いのです。

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