札幌市の商業施設で、道警本部の巡査長が女性客のスカート内をカメラで盗撮しようとして現行犯逮捕された。
概要
令和1年7月16日午後7時頃、札幌市の商業施設ステラプレイスで、勤務時間外の北海道警察本部自動車警ら隊巡査長が、女性客のスカート内にカメラを差し入れ盗撮しようとし、駆けつけた警察官に現行犯逮捕された。
商業施設の従業員が、容疑者の不審な行動を目撃し、警察に通報したことで判明した。
調べに対して容疑者は「間違いない」と認めている。
管理人の解説
今回駆けつけた警察官により、現行逮捕となりましたが、現行犯逮捕とは現に罪を行い、又は現に罪を行い終った者の犯行を現認した際に 、裁判官が発する逮捕状なしに逮捕することを言います。
簡単に言うと、犯罪を行っている、あるいは犯罪を行ってすぐの状態に逮捕することです。
また、現行犯逮捕は、一般人であってもできます。
逮捕の種類にはいろいろあり、さらに詳しく知りたい方は下記の記事をご参照ください。
そして、今回逮捕された警察官の所属の自動車警ら隊(略称:自ら隊)について説明すると、交番警察官と同じ制服を着てクラウン等のセダンタイプのパトカーを運転している人達のことです。
パトロール等を行い、事件があれば現場へ駆けつけて対応に当たります。
盗撮や痴漢等は、現行犯逮捕がほとんどで、今回のケースも駆けつけた警察官にたいして容疑を認めたため現行犯逮捕されました。
本来は取り締まる側の警察官が、盗撮を行うことは、住民の信頼を大きく裏切る行為であり、弱い立場の人たちが安心して警察官を頼れなくなってしまいます。
警察官の不祥事の多さに呆れるばかりですが、きちんと職務を果たしている警察官もたくさんいることは覚えていてほしいと思います。
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