警察学校へ入校するにあたって、必需品やあると便利な物を紹介します。あとで焦らないように、 余裕のあるうちに用意しておくことをおすすめします。
入校の案内を見て準備
まず基本の持ち物は、入校前に配布される案内等見て用意してください。
入校する地域や時期によって変わるためです。
その上で、必需品やあると便利な物を用意してください。
ちなみに、漫画やゲームなどは不要品となるため、持ち込み禁止です。
スマートフォンなどは入校時に学校へ持っていき、教官に預けることになるのが一般的ですが、「スマホの中身が見られるのでは?」と心配な方も多いのではないでしょうか。
その疑問については下記の記事で解説していますので、ご参照ください。
生活用品等
現金
まず現金は最低3万円は用意しておいたほうが安心です。
警察学校へ入校すると、1ヶ月は外出することが出来ない場所が多いため、お金を用意することもできなくなってしまいます。
基本的に食事は提供されますが、売店や自動販売機でも購入したり、クリーニング屋を利用したりすることもあるため、ある程度の現金は用意していってください。
腕時計
警察人生において、腕時計は欠かせない物です。
ただ、ガラスや金属でできているタイプ、高額な時計は確実に破損したり傷がついたりするため、辞めた方が良いです。
警察学校でも現場でも、激しい動きがあるため、運動時でも使えるような軽くて丈夫な物にしましょう。
安いのはすぐに壊れたり、使えなくなったりするため、ある程度良い物を買っておいた方が後々絶対に良いですよ。
『G-SHOCK』あたりが使用している警察官も多く、おすすめです。
私も愛用していました。
高機能、丈夫、長持ち、そしてデザインの良さからも『G-SHOCK』にしてはずれはありません。
警察カラーの青であれば、違和感なくおしゃれに使えるでしょう。
下記のブルーの時計で1万円を切るのでかなりコスパも良いです。
テレフォンカード
スマホが使えない最初の1ヶ月間は、寮に設置された公衆電話を使用することができるため、テレフォンカードがあると意外と便利です。
私も家族と連絡をしたりするために、結構は使用しましたので、入校前に用意しておくと良いでしょう。
ハンガー
ハンガーは絶対にたくさんあった方が良いです。
毎日ジャージやTシャツなどたくさん選択するため、ハンガーは10個くらいあったら安心です。
また、靴下などが干せる”ピンチハンガー”あると、狭い空間を有効に使ってできるため、かなりおすすめです。
洗濯ネット
警察学校での洗濯は、共用の洗濯機を利用して室員と一緒に回したりするため、混ざらないようにするためにも必要です。
大きいサイズや靴下等を入れらる小さいサイズのネットを用意しておくと便利です。
運動用品
同期でお揃いのジャージやTシャツ等を購入したりしますが、それだけでは確実に足りないため、余裕のある入校前に購入しておくことをおすすめします!
ジャージ
ジャージは、授業や自主練時にしようするため、複数あった方が良いです。
警察学校でお揃いのジャージを購入しますが、それ以外にも2着程あると洗濯に困らずに過ごすことができます。
自分は学生の頃からスポーツで全国大会に行っていたので、ジャージ類には困りませんでしたが、おそらくスポーツ経験がない方には、選ぶ段階から迷うでしょう。
一応、私のおすすめのジャージは、ミズノ、アシックス、ナイキ等ですが、他にもしっかりとしたスポーツブランドの物を選んでおけば失敗はないです。
シャツ
Tシャツもたくさんあった方が良いです。
一日で、朝のランニング、授業、自主練、部屋着などに使用し、汗もたくさんかくため、少なくても6着以上は用意しておきたいところです。
毎日洗濯しても乾かなかったり、洗濯機自体が使えなかったりする場合もあるため、多めに準備しておきましょう。
色に関しては、あまりにも派手な色でなければ、そこまでうるさく言われないと思います。
ちなみに、班ごとにTシャツを作ったりもするので、6着あれば十分足りるようになります。
運動靴
靴に関しては、寮生活用にクロックスなど1足、室内用運動靴1足、屋外用運動靴1足は最低限必要になります。
私は、それ以外にも運動靴を持ち込んでいましたが、特にこだわりない方は、上記の数で足りるかと思います。
室内用では、蒸れにくく丈夫なクロックスがおすすめです。
ただ、地域によってはサンダル等が禁止のところもあるかもしれませんので、それぞれ確認してください。
運動靴に関しては、アシックスかミズノのランニングシューズをおすすめします。
長距離レース用の靴は、軽くて走りやすいですが、足への負担が大きいため避けた方が良いです。
固いコンクリートの上を走るので、ケガをします。
そのため、クッション性のあるシューズを選ぶようにしましょう。
短距離用と長距離用のシューズの見分け方は、かかとの部分が丸くなっているものは短距離用が多く、スニーカーのようにかかとまで平らになっているものは長距離用になっています。
自分は短距離用で過ごしましたが、スピードなど特に気にしない方には、怪我のことも含めクッション性の高いシューズがおすすめです。
防寒具
4月採用であっても、結構寒い時期は多く、ウィンドブレーカーや手袋、ネックウォーマーなどを用意しておくと便利です。
暖かい地域であれば不要かもしれませんが、東北や北海道はこれがないと寒すぎるため、必須となっています。
医療用品等
マスク
入校中は常に誰かといるため、すぐ風邪などに感染してしまいます。
季節の変わり目など、流行の時期にはマスクをして予防する必要があります。
ほとんどの人がマスクをしている時期があるくらい、大事な物となっています。
薬
頭痛持ちや皮膚疾患など、薬が必要な方は、多めに持って行った方がよいです。
風邪薬も体温計なども用意しておいた方が安心でしょう。
基本無駄な物は持ち込まない
基本的にゲームなどの不要な物は持ち込むことができません。
また、大した使わない物をたくさん持っていっても邪魔になるだけですので、着替えなど、本当に必要な物だけを持っていくようにしましょう。
一旦入校すると、しばらく外出できませんので、なるべく必要な物は入校時に持っていくことをおすすめします。
警察学校で辞めたいと思う瞬間
警察学校では様々な試練があり、一般社会で働くのとはかなり違います。
そのため、6~10カ月の生活の中で「もう辞めたい!」と思う瞬間がやってきます。
どんなときに辞めたいと思うのか、入校する前に下記記事を読んで心の準備をしていってほしいと思います。
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