令和1年12月20日、京都府警南署の巡査が、京都市南区の市道をバイクでパトロール中に事故を起こし、歩行者を怪我させたうえ逃走したとして、過失運転致傷と事故不申告の疑いで書類送検された。
概要
令和1年9月、京都府警南署の巡査が、京都市南区の市道をバイクでパトロール中に雨の影響で転倒し、滑ったバイクが歩行者に当たって怪我をさせた。被害者に声をかけられた巡査は「大丈夫です」と話し、そのまま立ち去ったため、同年12月20日に過失運転致傷と事故不申告の疑いで書類送検された。
事故後、被害者が警察に通報したことで南署の巡査であったことが判明した。
被害者は、全治90日の怪我を負った。
調べに対して巡査は、「歩行者にバイクがぶつかったことは気が付かなかった」と話している。
管理人の解説
今回の報道を聞く限りでは、本当に歩行者へぶつかったのことに気が付かなかったのではと思う部分もありますが、警察官として正しい対応ができていなかったの確かです。
事故を起こした際に、負傷者がいないかの確認をし、直ちに警察へ通報する必要がありました。
ドライバーには事故を起こした場合、直ちに警察官へ報告する義務があり、怠ると事故不申告の罪になります。
事故を起こして歩行者にケガをさせたうえ、逃走したという事実は変わらず、国民の怒りの声が集まっても仕方がない不祥事だったと言えるでしょう。
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