【不祥事】留置女性の連絡先を不正入手!兵庫の警察官を書類送検

令和1年10月9日、兵庫県警察署の巡査部長が、刑事事件で留置されていた女性の連絡先を不正入手したとして、個人情報保護条例違反の疑いで書類送検した。

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概要

令和1年10月9日、兵庫県神戸市にある警察署の交通課巡査部長が、刑事事件で留置されていた女性の携帯電話番号を警察の情報システムを利用し、不正に入手したとして個人情報保護条例違反の疑いで書類送検された。巡査部長は女性の釈放後に電話をし、無料通信アプリで約800回やりとりをしていた。

巡査部長は同年5月に留置場で女性を監視していた際、好意を持ったため犯行に及んだという。

事件は女性が7月に警察署へ通報したことで発覚した。

なお、巡査部長は警務部長訓戒処分とされた。

管理人の解説

まず間違えやすい留置所と拘置所と刑務所の違いについて簡単に説明します。

留置所とは、逮捕された被疑者が拘束される場所であり、ほとんどの警察署にあります。この段階ではまだ「犯罪者」ではありません。

拘置所とは、送致されてから刑が確定するまで入る場所です。そのため、死刑囚などもいます。また、拘置所の代わりに留置所を使用することもあります。

刑務所とは、裁判で懲役刑や禁固刑の判決を受けた人が入る場所です。

逮捕からの流れをまとめると、

逮捕 → 留置場 → 送致(検察に引き渡す事) → 起訴(被疑者から被告人へ) → 拘置所 → 裁判 → 判決 → 刑務所 (被告人から受刑者へ)

といった流れになります。

今回の不祥事は、地域の人をかなり不安にさせる内容だったと言えます。個人情報を扱っている警察官が、不正に利用しているということは、簡単に済ませて良い問題ではありません。

それで、巡回連絡カード作成に協力しろなんて言われても素直にできない人も多いのではないかと思います。

また、不祥事を起こした警察官が、まだ警察官として活動していることも非常に不安ですよね。

警察官全体の人数は30万人と非常に多いですが、不祥事の数が30万人分のゼロとなることを願うばかりです。

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