警察学校へ入校すると、一度は警察官を辞めたいと思うときがあります。
私や身近な警察官の経験を参考に、具体例を挙げていきますので、入校前に一度確認して覚悟を決めてからいってほしいと思います。
辞めたいと思う6つの瞬間
①最初の講義で命の危険を知った
警察官は殉職が多く、命の危険があることはほとんどの人が知っています。
しかし、頭では理解しているつもりでも、それはあくまで知識程度でしかなかったということを学校で知ります。
学校へ入校すると、実際にあった危険な事件の話や映像等をみて警察官の危険について学びますが、その内容はこれから現場での活動を目指す新人警察官にはショックが大きく、多くの人に不安が走ります。
これらの講義が、やる気のある警察官を残すための第一の試練でもあるのです。
私の同期も、警察官の危険度を知って「辞めようかな」と弱音をこぼしていました。
結局今も警察官を続けていますが。笑
②人間関係の厳しさ
警察学校へ入校すると、さっそく教官が現れ、異様な雰囲気がでます。
そこから、緊張感のある日々が始まり、上下関係の厳しさや同期との手段生活の苦労などを感じていきます。
ただ、上限関係に関しては、現場に出てからのほうが厳しさを感じるはずです。
スポーツなどで慣れている人であれば、そこまで苦ではないですが、それでもストレスは感じます。そしてこの人間関係に耐えられなかったひとは辞めていきます。
③規則の厳しさ
警察学校は規則が厳しいのは有名ですが、実際に規則に縛られた生活をすることで、不自由な生活に嫌気がさす時がきます。
6~10か月の生活は短いように思いますが、いざ入校してみると、1日1日が非常に濃く、数年いたかのような感覚になります。
④警察官の現実を知った
警察学校を入校すると、初めてのことがたくさんあり非常に疲れた生活が続きますが、教官や先輩からは現場はもっと大変だということを聞きます。
こんな疲れているときにそんな話を聞かされると将来に絶望し、警察官を辞めたくなったりします。
私も入校中に、現場では勤務時間が長く、家にいる時間が全然ないという話や警察官は一生勉強の人生だという話などを聞かされることがありましたが、物凄くモチベーションが下がったのを覚えています。
実際にその通りでしたが。笑
⑤時間の無駄を感じる
警察学校では集団行動が多く、グループでのテストなどもありますが、要領が悪い人がいると何倍も時間がかかってしまいます。
また、勉強量がとにかく多く、こんなに勉強したらいろんな資格が取れたり、ほかの仕事の勉強をしたほうが良いのではと思う時があります。
警察官としての成長を目指している方には、決して無駄な時間ではありませんが、少しでも迷いがあったり、受かったからやってる程度の気持ちの人にとっては勉強や生活に時間の無駄を感じ、退職を考えてしまうことがあります。
⑥訓練がきつい
運動経験があまりなかった人には、警察学校の訓練はきついため、なかなかついていくことができず、自信を無くして辞めようかと考える人がいます。
毎日が筋肉痛で、訓練が嫌いない人も少なくありません。
警察学校あるある!
警察学校に入校してもらえば共感できる警察学校あるあるをまとめました。
これから入校予定の人もこの記事を読めば、どんな生活をしているかなど、警察学校の雰囲気が少しはわかると思います。
警察学校卒業後の仕事内容
警察学校卒業後は、地域課に所属し交番勤務を行います。
警察官として大変なのはここからであり、警察学校ではありません。
具体的にどんな仕事内容があるかは、下記記事でご確認ください。
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